赤澤正之の藁灰釉長板皿
今回の器は、赤澤正之さんの藁灰釉長板皿(わらばいゆうながいたざら)です。
ちょうど季節の栗蒸し羊羹をのせてみました。
釉のかかり具合が面白くて、まるで木漏れ日があたっているように見えませんか?
長さ35㎝、幅14㎝のこの板皿は、物をのせる位置によって様々な表情を見せてくれます。
赤澤さんは益子に登り窯を築窯し、制作しています。
益子本来の“やきもの”を目指し、とてもこだわりのある方です。
物静かで、優しげでいながら、なかなかに皮肉っぽいところがまた面白い方で、めったにお目にかかることはないのですが、お会いできる時はいつも楽しみです。
釉美屋 石川恭子

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