2010年3月21日日曜日

田中勝重の漆のお椀

ここのところ、食欲、酒欲がなく、背中が痛く、花粉症と風邪はありで大変なことになっています。

十二指腸潰瘍の疑いありというわけで、(ちなみにこの病気、毎度のことなので驚かず)、それじゃ豆腐粥でも作ろうかと。

『江戸料理をつくる』という本に掲載されていますが、作り方はいたって簡単。

出汁の中に切った豆腐をいれるだけです。今日は、出汁のかわりに鳥ガラスープの素を使いました。本当は葛をいれてとろみをつけますが、葛がないのでパス。

たっぷり食べないといくらなんでもおなかが減るので、器は、田中勝重さんのお椀を使いました。この器、麺類を食べる時は必ず登場します。使い始めて10年以上の重み!?

なんか、いい味出してますって感じです。食器棚の中でも、他の器に比べて大きいということもあってか王様です。

王様、さすがに10年たつとあちこちに傷が・・・(多分、洗ってるときにぶつけた)今度、漆器クリニックにお連れしようかと思ってます。
 
 
釉美屋 石川恭子

 

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